ラバー重量測定
ブライス(パッケージ) ブライス(カット前のラバー)
ブライス(黒特厚)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●赤MAX『62g』→『41g』

開封前のラバー重量は次のとおり。
●特厚赤(87/89/89g)、黒(84/86/88g)
●厚赤(85/86/88g)、黒(83/83/83g)
●中赤(81/81/82g)、黒(81/82/83g)
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
Before(グルーイング前) After(1回目)
Before(2回目) After(3回目)
ブライス(黒特厚)
グルー効果を内蔵したテンションラバーなので、高いグルー効果が得られないでは?と思ったが、大間違いでした(^_^;;
写真のとおり高いグルー効果を発揮してくれております。
2005年秋カタログよりButterflyラバーにスポンジ硬度が表示されるようになりました。カタログによるとブライスのスポンジ硬度は「35」、スポンジだけならスレイバー・ELと変わらないです。
「ブライスは硬い」と、いうイメージがありましたが、実際に触れてみると意外と軟らかくて扱いやすそうでした。
と、いうことはブライス・FXはもっと軟らかいんだよね。今度レポートしてみたいなぁ。

トップシート
ブライス(トップシート)ブライス(トップシート)ブライス(トップシート)ブライス(トップシート)ブライス(トップシート)ブライス(トップシート)
ブライス(黒特厚)
やっぱり、Butterflyラバーには穴が少ない!
万人が使いやすいように作られていますよ。
一見大きな特徴(個性)が無いようにも見えるけど、スペシャルスタンダード(^ー^)
卓球をプレーする上で、攻撃・守備・サーブ・
レシーブと全てのプレーを想定して作っていると思わせてくれる。
色々なラバーを見てきたジャスポも、Butterfly裏ソフトラバーには脱帽ですm(__)m

●トップシートの質感を他のラバーで例えるとこの質感はButterflyでしか出せないでしょう。
カタパルトやサーメットにも同じような質感が感じられます。しっとり系トップシートが好きな方は満足度が高いと思いますよ。

ジャスポ最終結論

いや〜、ブライスのレポート作成依頼も非常に多かったので作っちゃいます(^0^)
2005年秋には、スレイバー・G2・FXが発売されて、Butterflyテンションラバーも6種類になります。
やっぱりここは、テンションラバーの元祖!「ブライス」さんをレポートしておかないといけないかなぁ・・・と。
最近では中学・高校のジュニア世代でも、ブライスを使用していることが
多くなっているようです。(学生金持ちだなぁ)
とにもかくにも、世界初のハイテンション・ラバーの威力を堪能したいと思います。
今回の試打はモニター協力者の大賀さんにレポートしていただく予定です。(2005/9/27)

■ブライスについて
世界で初めのハイテンション・ラバーとして発売されたButterflyブライス。
発売当初は、ラバーのパワーに押され上級者でも使いこなすことが難しかった。
しかし、時が経つにつれてブライスを使いこなしはじめた選手が活躍を始める。
そうなってくると、トッププレーヤーだけでなく、一般愛好家・ジュニア世代までもが、ブライスに合わせたプレーを意識するようになる。プレーヤー達がブライスの潜在能力に気がつくのに時間がかかることもなく、ブライスは瞬く間にベストセラーラバーに成長していったのである。
時間の経過とともに、ブライスは、オリンピック・世界選手権・全日本選手権でチャンピオンラバーの称号を手に入れることになったのだ。

私も試打しました
大賀さん 使用ラケットは7P-2A.7tです。
以前は、7P-2Aを使用したのですが、パワーアップを目的に特厚ブレードに乗り換えた。
幾つかの中国系ラバーを試し、ブライス・FXへ乗り換え、今回はブライスへ最後?のモデルチェンジを行ったところです。
ラケット&ラバーのスピードアップのため、グルーの使用は止めました。

大賀さんの最終結論

ファーストインプレッション
「飛ぶなぁ、やっぱり飛ぶ」って感じだな。
2年前にもブライスを使っていた時期があったけど、やっぱり弾くね〜。
その時は、正直使いこなせるラバーじゃなかったなぁ。グルー2度塗り、力だけでプレーしようとしてたし、
技術力とラバーが釣り合っていなかったと思うね。
今はグルーなしで攻撃もブロック系も丁度良い。

ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
ブライス・FXと比べたら速い。
弾道がまっすぐで、狙ったところへ一直線で飛んでいく感じがするね。
ブライス・FXは、やや弧を描く感じだったんだよね。やっぱりスピード・弾道は抜群じゃないかなぁ。
回転は掛かっていると思うし、ボールの伸びが凄い、ただ!力んだ状態で打球すると、
突拍子もないところに飛んでいくよ(笑)力が入るとラバーを扱いきれなくなるんだろうね。
ブライスは、直線的な弾道破壊力がある、の、2ポイントが大きな特徴だと思うんだ。
だから、この2ポイントを上手く引き出してやることがキモかもしれないね。

サーブ・レシーブについて
悪い、サーブは全く使用していない(笑)
まぁ、引っ掛かりの良いラバーだから、可もなく、不可もないんじゃないのか。
レシーブでは、ツッツキ、ストップ、フリック、どれも全く問題ないでしょ!
力が極限まで抜けていることが前提だけどね。どんなラバーでも力が入りすぎていたらプレーできんだろ。
ブライスは弾きが良い分、力が入っているとレシーブが「長くなったり、浮きすぎたり」することがあるよな。

ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
いや〜(^-^) ツッツキが調子良いよ。
ブライスに変えてからツッツキが鋭い。弾道が低いのは当然のこと直線的で攻撃的、チュンと突いたら
ピューンと攻撃的なツッツキが飛んでいくぞ。下手に小細工をしなくて良いからやり易いわ。
力さえ抜けていればストップだって簡単に止めることができるし、ブロックもラケット面だけ調整することを意識していれば「威力は僕(ブライス)が出します!」って、感じに飛んでいくわ(嬉)

こんな貴方にお奨めしちゃう
感想をまとめると、攻めても守っても良いラバーという感じ、コースを突くことや、しのぎのプレーも良い。
ただ誰が使っても良い結果が生まれるわけでは無いと思う。
市内レベルの選手には逆に扱いが難しくなるんじゃないかな。
最低限県大会ベスト16あたりまで入れる実力がある選手が使用することを進めるね。
ブライスにグルーを使用して使いこなせている人(県大会上位)は、確実に上級者と判断できるよね。
前陣でパンパン攻撃する人、グルーを塗って中陣からドライブを打つ人にお奨めできるよね。
(全員に奨めれそうだ)
直線的な弾道を理解して使用すると良いと思うぞい。

大賀さん、お疲れさまでした。確かにブライス・FXの時に比べると、飛んでくるボールが厳しくなったように感じますよ。
しかし、県大会16以上の実力者って・・・大賀さんは・・・大丈夫ですよね(^_^;
しかし、大賀さんもブライスを使っている割には細かなプレーが上手になりましたよね。
ブライス・FXの頃は、繊細なタッチの時に飛びすぎたりしてたでしょ?
試合をする相手としては、凡ミスが多くなってくれていたブライス・FXの方が嬉しいのですが、
これは当分ブライスを手放しそうにありませんな(^_^)(2005/10/31)

ブライス(黒特厚)はこちらのページから購入可能です。