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スピード系の表ソフトラバー?しかもハイテンション!?ハイテンション!?そりゃもう怪物並のラバーでしょ!!って想像してたんですが・・・。 
打ってみると、想像での物凄い印象が強すぎたのか『あれっ?』って思ってしまいましたが・・・。 
それでも凄いラバーには変わらないと思います。 
裏ソフトラバーではありえない『低い弾道』と『球離れの良さ』そして『音』、いやぁ、凄い音がするんですよ! 
『これ鉄板じゃない?』
と思うほどの金属音が、僕の胸に響きます。 
この快音で練習が一段と楽しくなりそうです(^-^) 
  
■ドライブのスピード・回転量・コントロール性について 
とりあえず、スピードは文句なしでしょう。 
球離れも凄いです! でも・・・ちょっと、弾道が直線的過ぎてコントロールが難しいです(^_^;; 
『直線的だから難しい。ならば、ドライブで放物線を描いてみよう!』と、表ソフトでドライブに挑戦♪ 
球離れが早いから、「ドライブなんて出来るのか?」と、心配していましたが、いざやってみると、意外にも出来るもんなんですね(笑) 
トップシートで擦るドライブだと、滑ってしまい回転量がイマイチ(苦笑) 
だけど、食い込ませると、オーバーミスさせるくらいの回転量があります。 
ドライブもなかなか良かったけれど、表ソフトの最大の武器といえば・・・。そうッ!角度打ちですね(^-^)b 
『パキュン』という、金属音を響かせながら低空飛行で飛んでいく様は、僕のテストの点数のようだ(笑) 
冗談はさておき、適切なラケット角度さえ出せれば、低くて速い快速ナックルがコートに突き刺さりますよ。 
本気で表ソフトに乗り換えてみようかなぁと考えてしまってます。 
  
■ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について 
表ソフトラバーは「反発が強くてツッツキも浮いてしまう」と、思っていたんです。 
そのイメージは覆されました。ツッツキも低く飛ばせるし、ストップなんかも小さく止まって、良い意味で完全に裏切られた”“感じがします。 
強い布目の効果が、ここで発揮されているんでしょうか。 
で、でも、ブロックが難しかったぁ〜(^_^; 
今まで、摩擦力の高い裏ソフトを使っていたせいか、ラケット面を下に向けてのブロックが難しいです。 
裏ソフトだとシートに引っ掛かってくれるから、ラケット面を下に向けてても大丈夫だったんです。 
なのに、フレアストームは下に向けすぎていると表面を滑ってしまうんです(+_+) 
 
しかぁーし!何度も滑って失敗しているうちに、この滑り現象の思わぬ使い道を発見したんです! 
滑ってるって事は・・・『粒高ラバーと一緒の性質なんじゃないのか?』と考えたわけです。 
粒高ラバーは、相手の回転と逆の回転で返球出来ます。 
表ソフトでも同じことができるんじゃないかと・・・。 
上手く表面を滑らせれば、逆の回転で返球出来るんじゃないかと考えたわけです。 
ツッツキに応用して試してみました。 
その結果、強く斬れた下回転であれば弱い回転でしたが上回転で返球できることがあります♪ 
滑らしたり、当てたりすることで、回転の変化が付けれるんですね。新しい発見が出来て嬉しいです(^-^) 
  
■サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について 
サービスですが、意外にも回転量あります。 
ドライブやストップの時にも感じていた意外に良く食い付く感じがサービスの時にも感じますね。 
フリックも良いですね、少しトップシートに食い付いてくれてやり易い! 
ラケット面をあまり気にしなくて良いなんて、裏ソフトラバーの時からは考えられない感覚です。 
少し浮いたサービスは小さいインパクトで『パチン』と叩けるし、表ラバー・・・惚れます(笑) 
  
■その他に気になった点など 
たま〜になんですが、ツッツキの時、粒の表面を滑って浮くことがあるんですよね。 
あれは摩擦力の問題なんでしょうね。 
試合中の大事な場面で滑ったりすると、困ります(^-^;; 
  
■こんな貴方にお奨めしちゃう 
スピードのあるナックルボールは最高だけど、直線的過ぎてコントロールが難しい。 
お奨めするならば、中・上級者ですね。 
難しいラバーではあるけれども、使いこなすことが出来れば! 
『素早い攻め』と『低空飛行のナックル』を手に入れる事が出来るでしょう♪
(2006/8/10)
 
 
フレアストーム(黒/厚)はこちらのページから購入可能です。
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●名前/年齢/卓球歴/お住まい 
 
安西 敦さん/35歳/中学・高校で6年、社会人で2年/京都府 
 
●主な戦績 
 
平成17年京都府社会人シングルス2部優勝 
 
平成17年京都府社会人シングルスランキング19位 
 
●現在の使用用具 
 
ラケット チューブオフェンシブ(STIGA) 
 
フォア面 紅双喜G666(日本未発売)(赤/2.20mm)、バック面 レイストーム (黒/厚) 
 
グルー フェアチャック(フォア面のみ) 
 
●目指すプレースタイル 
 
帖雅娜(中国香港)のような、前陣でのループ&カウンター、バックハンド強打を多用する。 
 
●道具選びの基準 
 
ラケットはよく弾み、堅すぎないもの。 
 
フォアは粘着力が強く弾み過ぎず、ドライブが強い弧線を描くもの。 
 
バックは堅すぎず、少し球持ちがあり強打した時に弧線を描くもの。 
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■前書き 
カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。 
●黒厚 『58g』→『39g』 
チューブオフェンシブのバック面で使用しました。 
スピードグルーは基本不使用。途中からグルーイング1回行い使用してみました。 
表にしては、ちょっと重めかもしれません。 
スポンジは結構堅く、ラバーの上から指で押してもなかなかシートが凹みません。 
球を突いても凹まずに弾んでる感じです。 
練習のときに、他にもフレアストームを使っている人がいたので少し触らせてもらったのですが、もう少し柔らかかったです。 
モニター用に送っていただいたラバーは在庫の中でもかなり堅めのものが来たんじゃないかと思います。 
粒形状は「台形+円柱型」の縦目、レイストームと比べ粒が小さく、粒の間隔が広いです。 
  
■リポーターのファーストインプレッション 
打球感はかなり堅い!パキンパキンと音がします。 
普段使っているレイストームと比べると、ボールは直線的な弾道で飛んでいきます。 
メーカーの売り文句からして、当てただけで飛んでいくような「ぶっ飛びテンションラバー」を想像していたのですが、そうでもなかったです。 
初速は出ますが、バウンド後はさほど伸びません。 
ナックルになりやすく、練習相手がよくネットに引っかけていました。 
いかにもスピード系表ソフトという球が出ている感じです。 
途中から、グルーイング(1回)を行いましたが、まだ堅いです。 
2〜3回グルーイングした方が打球感が良いかもしれません。 
  
■ドライブのスピード・回転量・コントロール性について 
堅い表ソフトは、少し角度を間違えるとネットに引っかかったり、オーバーミスをしたりしがちなのですが、フレアストームは球が飛び出す前に若干シートで引っかかる感じがあるので、しっかり打ったときは球が安定する感じがします。適当に当ててしまうと“明後日の方向”飛んでいくなぁ(^_^; 
スマッシュは、初速が出ますし、滑るような弾道で威力十分です。 
ツッツキ打ちも、回転の影響を受けにくいので、自分の角度さえきっちり決めれば安定すると思います。 
ナックルになるので相手はかなりやりにくそうです。 
私は普段回転系表を使っているので、もう少し球が放物線を描いてくれないと安定しにくいところもあるのですが、スペクトルなどのスピード系表ソフトを使い慣れている人には問題ないんじゃないでしょうか。 
もちろんドライブも打てます。私はバックドライブはあまり得意ではないのですが、表面で擦ってやるとそれなりに回転がかかりました。しっかりしたドライブを掛けることもできると思います。 
  
■ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について 
ブロックも、相手の回転の影響を受けにくいのでやりやすいです。 
テンション系にありがちな勝手に飛んでいく感じはなく、押せば弾み、止めれば止まります。 
中陣からつないできたドライブをカット性ショートで小さく止めるというのも簡単にできますし、前後の揺さぶりには向いていると思います。 
普通に当てても、かなりナックルになりますし、少し下向きに押してやると、滑るような弾道のナックル性ショートがでます。相手がそれを持ち上げられずにミスする場面が多くありました。 
ツッツキはシートの上で球が少し滑る感じがありますが、慣れれば支障はないでしょう。 
  
■サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について 
レシーブも、回転の影響を受けにくいので全般にしやすいです。 
特筆すべきはストップでした。とても小さく止まります。 
フリックも、シートで少し引っかかる感じがあるので、擦る打法でも打てますし、叩くのもやりやすいです。 
サービスは、表を使って出すことはほとんどないのでわかりません・・・すみません。
  
■こんな貴方にお奨めしちゃう 
とても表ソフトらしい表ソフトです。 
ナックル性ショートで振り回し、相手が持ち上げてきたドライブをスマッシュでたたき込む! 
という伝統的ペン表の前陣速攻に向いると思います。 
ドライブよりも角度打ちを多用する選手が使用すれば、より性能を引き出すことができるでしょう。 
結構堅めなので、中・上級者のハードヒッター向きでもあるといえます。 
シェーク異質型のバック面などで使う場合は、柔らかいラケットとあわせるか、在庫の中で柔らかめのスポンジのものをチョイスするのがいいと思います。
(2006/8/13)
 
 
フレアストーム(黒/厚)はこちらのページから購入可能です。
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今回の協力者は、竹原さんです。 
一見こわもてですけど、意外と?優しい人です。 
卓球が大好きで、今は愛媛⇔京都を行ったりきたりしてしているそうです。 
愛媛に帰ってくるたびに色々な情報を仕入れてくれるので、竹原さんが来店すると卓球談議に華が咲きすぎます(^_^; 
それでは、竹原さんレポートお願いいたします。
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●名前/年齢/卓球歴/お住まい 
 
竹原裕貴さん/27歳/20年/愛媛県(京都出身) 
 
●主な戦績 
 
高校近畿ベスト32 
 
1998年度全関西選手権ベスト16 
 
●現在の使用用具 
 
ラケット ルデアック-FL(Nittaku) 
 
フォア面 スカイラインV(赤/2.20mm)、バック面 レフォーマ(黒/特厚) 
 
●目指すプレースタイル 
 
カウンター多様のドライブ型 
 
●道具選びの基準 
 
ラケットは適度に弾んでソフト打球感があるもの。 
 
フォア面は粘着性ならばカチカチに硬い目のスポンジをチョイスします。高弾性でも硬い目使うかな(^_^; 
 
バック面は高弾性のみで硬すぎず軟らかすぎずくらいのスポンジをチョイス。 
 
全体的にボール飛行ラインが曲線をえがいてくれるラバーを選びます。 
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■シート/スポンジの下調べ 
シートの粒形状は、タテ目のシートで高さも形状もスピード性表って感じです。 
一見オーソドックスなスピード性表っぽいんですが、家にあった同じButterflyのスピード性表のスピーディーP.Oと比べてみた所・・・粒の性質に違いを発見しました。 
スピーディーP.Oは粒の形状変化がありボールが「グッ」っと食い込むんやけど、フレアストームにはそれがあまりない。 
粒がかなり硬質に感じました。 
でも、回転系の中国製表の粒の硬さとは、また別モノやね。 
あとメーカー発表のスポンジ硬度は35度みたいなけど、「ほんとに35度なの?」って感じるくらいに硬い。 
これまた家にアタック8の硬度43度があんねんけど、なぜかこれより硬く感じました(^^; 
しかもスポンジが表の割にメチャクチャ重い。。 
  
■リポーターのファーストインプレッション 
まずグルー効果なんやけどJOフラッシュグルーで試してみました。これまたグルー効果のいいこと(o^-')b 
2回くらいでアホみたいに反り返る。 
あとグルー効果を確認する作業として、練習後ラバーを貼りっぱなしの状態にしておき、翌日剥がした時の反り返り具合を確認するという作業をしたんやけど・・・。 
何と翌日にも関わらず、前日の8割くらいまだ反り続けていて、まるでエコロエクスパンダーを使った時の様な反り返りです。 
まずはフォア面に使ったんやけど、球離れがすごく良く、特に角度打ちは威力ありましたね。 
ドライブもある程度かかってくれました。 
しかし良く飛ぶラバーなことです。 
Butterflyさんからは「裏ソフトに負けない表を」ということで、スピード性を追求したラバーだそうやけど、「うん納得!」といったとこかな。 
試打ラケットは何と大判振る舞いの3本。アドレッセンとルデアックとプリモラッツカーボンで試打しました。 
特に表ラバーユーザーさんはシェークの場合比較的硬めのラケットをチョイスされる傾向が多いので僕も慣れないカーボンで奮闘しました(;^_^A  
ファーストインプレッションの時点で、奥深いラバーだなって感じます。これはある程度使いこなさないとなぁ。 
余談ですが僕は元フォア面表ソフトだったので「あ〜懐かしい」なんて思いながらの試打でした♪ 
  
■ドライブのスピード・回転量・コントロール性について 
とにかく弾くラバーだなという印象が物凄く感じられました。 
Butterflyさんのスピード系テンション表ラバーとのうたい文句どおりです。 
なかでも、下回転に対するミート打法の初速がマジ半端じゃない。 
バシッと打てる。表ならではのメリットやね。 
でも、実は僕の表ラバーの好みは軟らかいトップシートのラバーなんです(^^; 
だからトップシートが硬質なフレアストームは正直使いこなせるか心配やったけど… 
いざ使ってみると、硬質だって事を忘れさせてくれるくらい普通に使えました(^-^) 
対下回転のドライブも予想以上に引っ掛かってくれる。 
Butterflyさんがスピード系テンション表ラバーって言ってるけど、全然回転もイケるじゃないですか。 
それと表ラバーは下がると不利でしたが(特にフォア面表)、中陣でも攻撃ボールに対して逆襲可能でした。 
中陣で裏ラバーの攻撃に対し仕返しができる点、すごく気に入りました。 
攻撃においてのまとめ! 
フレアストームの様なスピードと回転の両立を図ったタテ目表ラバーは他にはないですね。 
前陣から中陣の広いプレー範囲で畳み掛けるような攻撃を可能にしてくれるラバーです。 
  
■ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について 
まずはブロックからですが、弾いてしまうのでナックル性のボールは出るものの、表特有の球を殺すブロックはイマイチな感じがしました(;^_^A  
おそらくグルーの量で調節は効くと思いますが、シートが先に弾いてしまうため飛ばす、飛ばさないのメリハリのある変化はつけにくい感じでしたね。 
しかし、逆の発想で「攻撃的なブロックで先手」、或いは「カウンター狙い」なんて戦術が生きてきます。 
カウンターに関しては言うことありません。ムチャクチャやり易い。  
待ちとラケット角度さえ合えばビシッと相手のコートに突き刺さるようなカウンターができました(^-^) 
  
■サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について 
サービスはスピード性表ラバーのわりにかなり切れます。思ってた以上です。 
表ラバーを使用していた頃は、反転してサービスしてたのですが、正直このラバーは反転ナシで大丈夫。 
実際僕も、何となく試しに反転せずに「斜め回転出してやれ!」って勢いで出しましたが、斬れたって感触が伝わってきましたもんねぇ\(^O^)/ 
ショートサービスよりロングサービスの方が威力を発揮すると思います。 
ナックルはもちろんの事、回転系サービスも裏ラバーとまるで変わらないくらいです。 
レシーブはやっぱ表ラバーなのでやり易い。回転にあまり影響されないから。 
特に注目したいのがツッツキとストップの変化が非常につけやすいですね。 
同じモーションでツッツキとストップを織り交ぜることができました。 
表なので相手の回転にあまり影響されずに相手の回転を残したまんまレシーブ出来ます。 
これはまさしく表特有ですね。 
フリックに関してはやはりフラットで弾くフリックですねぇ。 
しかし、それだけでは終わらない。 
裏ラバーには劣るけど回転をかけたフリックもイケました。 
これは試打していた中でも一番の驚きです。 
  
■こんな貴方にお奨めしちゃう 
使うならやはり中級以上ですかねぇ。 
弾性が強い上、全体的に硬質ラバーなのでビギナーの方より、中級以上の方にお薦めします。 
後はシェーク異質型やペン表などの方は試してみる価値有りです。 
特に回転系の表ラバーでスピードが欲しいなぁって方には是非お薦めします。 
ブレードはやはり中硬材やカーボンなど弾むラケットとの相性がいいですが、ミート力やスイングスピードのある方ならば軟材でも十分使えると思いますよ。 
とにかく回転系の表からスピード系の表にシフトする方、今のラバーよりもっとスピードが欲しいって方、是非使ってみてください。  
(2006/9/3)
 
 
フレアストーム(黒/厚)はこちらのページから購入可能です。
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