大村店長の最終結論

『爽快感』という新提案。
テンション系シリーズで最も軟らかいスポンジの「ソルシオン」が発表されました。
今回は威力やスピードではなく、“ラリーを続ける爽快感”にこだわったラバーです。
今までのハイテンションラバーはスピードや破壊力を重視したものがほとんどでしたが・・・はたしてソルシオンはどのようなラバーに仕上がっているのでしょうか。
(2007/3/22)



大村店長の最終結論
使用したラケットは総檜7枚合板セプティアー(Nittaku)です。
メイス(Butterfly)のスピードを少しだけ落として、打球感に厚みを加えたようなラケットです。
グルーイング1回で使用しました。

ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
めちゃくちゃ軟らかい!』の一言ですね。
むしろ『軟らかすぎる!』と言っても良いくらいです。
だって、力を入れてスイングしちゃうと、コントロールが全然付かないんですもん(^^;)
軽い力でスイングしてやればコントロールバツグンの曲線ドライブが打てるのですが・・・。
スピードが出ない。
ソルシオンは、ラリーを楽しむため“だけ”に生まれたようなラバーですね。
力を抜いて中陣でドライブの打ち合いをしている時は、面白いほどコントロールが良く、力を入れてない割りにはスピードのあるボールが打てます。
ただ、フルスイングをした時にスピードのあるボールが打てないことが、大村店長にとっては結構なストレスとなりました(^^;)
ラリー重視の選手や筋力の無い小・中学生、レディース選手が使用すると良いかもしれませんね。

ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
ソルシオンでの守備技術は全般的に浮き気味になっちゃいますね。
理由は軟らかいからでしょう。
特に浮いてしまうのが、ストップです。
力を抜いてても勝手に飛んでいくんだもん。
勝手に飛んでいくほど惑なことはないよね(^^;)
だって自分のイメージしたストップにならないんですよ。困っちゃうでしょ?
レベルの高い相手との試合になるほど、ストップミスは必ず命取りになります。
少し浮けば強打されるし、長くなれば強ドライブ、相手は当然コースを狙って打ちにくるわけですから、もし返球できたとしても、次のボールを確実に決められてしまう。
もう悲惨なことになっちゃうんですよ。
だからストップが浮いちゃうのはダメなんです。

でも、浮くからってストップしないわけにはいかないので、ここでコツを伝授。
ストップの瞬間、ボールの勢いを吸収するように、思い切ってラケットを引くぐらいの気持ちで打球しましょう。
そうすれば、ソルシオンでも確実に短いストップが可能となります。
引く力の加減は、状況によって変化するので、たくさん練習して“引く”感覚を身に付けましょう。

サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について
サービスの回転量はバッチリだよ(^-^)
トップシートの引っ掛かりが良く、そしてスポンジも軟らかい(^^)
この組み合わせなら回転が掛からないことなんてないよね。

大村店長流 サービスで強い回転を掛ける極意
「強いインパクトで、ラバー全体にボールを食い込ませ、そこから一気に振りぬくべし」

この極意はあるトップ選手から授けて頂いたものです。
大村店長も学生時分、このサービスが出来るようになるまで何百本もサービス練習を行っていました。
それがソルシオンを使ってビックリしました。
だって、弱いインパクトでも強烈な回転が簡単に掛かるんです(^^;)
このソルシオンはラバーが凄く軟らかいので、まだ強いインパクトが安定的に出せない中学生でも、トップ選手から授けてもらった大村店長流極意が出来るかも?しれないですね。
ソルシオンはサービスだけでも病み付きになりますよ(^−^)

レシーブは強く打てないのが難点です。
角度を出して当てるだけのレシーブなら簡単に入るんです。
しかし攻撃的なレシーブになると、軟らかすぎてコントロールが難しいです。
まぁ、ラリーを続けるためのラバーですからね、当たり前って言えば当たり前ですよね(^^;)

メリットについて
ソルシオンのメリットはラリーがやりやすいことでしょう。
しかも力いらずなので、筋力・スイングスピードに自信が無い選手でも、スピード感のあるラリーを簡単に手に入れる事ができます。

他のメリットとしては、サービスが上げられるでしょう。
大村店長流極意が簡単に出来てしまうのがチョット嫌ですが(^^;)
それほどまでにソルシオンでのサービスの斬れ味は素晴らしいのです。
ソルシオンに張り替えて、大村店長流極意を感じ取って欲しいです。

デメリットについて
デメリットは上級者がフルスイングした時に、思ったほどスピードがでないことです。
ソルシオンは軟らかいですから、ハードヒッターにとってはデメリットが多いラバーとなるでしょう。

ただ、これは大村店長の個人的な希望なんですけど、
フィーリング重視のテクニックに長けた上級者がソルシオンを使うところを見てみたいんです。
テクニック重視の上級者であれば、ソルシオンの違う可能性を引き出すことができるだろうと感じています。
この辺りは大村店長では役不足でした。悔しいィ〜(T_T) 

大村店長が強く打球するとオーバーミスが増えていました。
これは、軟らかいラバーの宿命といえるでしょう。どういう事かと言うと、軟らか過ぎるとボールが食い込みやすく、ラバー表面で発射角度の狂いが生じるのです。
このため大村店長の場合にはオーバーミスが多発しました。
ちなみに真鍋さんは「フルスイングしたらネットに掛かるぅ!」とボヤいてました。
ソルシオンはラリー重視の選手が使うべきでしょう。
ラリー重視の選手の中でもテクニックを多用したドライブを多く使う選手にピッタリでしょうね。
ラリーのなかで、回転に変化をつけたり、スピードを変化させれば、よりソルシオンを有効的に使用することができます。

こんな貴方にお奨めしちゃう
レポートの通りソルシオンは決定力よりラリー力で勝負するラバーです。
軟らかいので、軽い力でスイングするだけで、スピードのあるドライブが打つことができます。
トップシートの引っ掛かりと、ラバーの食い込みが良いため、回転の掛け易さも優れていました。
上級者のパワーヒッターには不向きと言えますが、テクニック重視の上級者が使えば新たなソルシオンの可能性を見出せると思います。
また、スピードグルーを塗ったような打球感や打球音も魅力的で、スピードグルーが禁止になっている小学生が使用するのも良いかなぁ(^0^)

“ハイテンションなのに凄く簡単に扱えるラバー”小・中学生やレディース選手にお奨めします。
でも、一度は“テクニック重視の上級者”がソルシオンでプレーするところを見てみたいなぁ(^^;
(2007/3/22)

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