スポンジの違い
ロケットSOFT ロケットMEDIUM
写真左より、
ロケットSOFT/ロケットMEDIUM
●スポンジ硬度
ロケットSOFT『37.5』
ロケットMEDIUM『42.5』です。
以前発売されたロケットが『47.5』です。好みに合わせて硬さを選択できますよね。
ロケットSOFTは柔らかなドライブを打つ選手に向いていると思います。ロケットMEDIUMはハードヒッター向きのラバーと言えるでしょう。

ラバー重量測定
ロケットSOFT ロケットMEDIUM
写真左より、
ロケットSOFT(黒MAX)/ロケットMEDIUM(赤MAX)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真のとおり。やはりスポンジの軟らかいロケットSOFT(左)の方が同じMAXでもだいぶ軽いようですね。
ラバーカット後の重量は下記のとおりでした。
●ロケットSOFT黒MAXは『44g』
●ロケットMEDIUM赤MAXは『50g』
※グルーイングを5回行っております。

トップシート
ロケットSOFT ロケットMEDIUM
写真左より、
ロケットSOFT/ロケットMEDIUM
トップシートを見た感じだと「しっとり」した回転のかけやすそうなトップシートですが、触るとシートが『硬い!』これは硬いシートが好きな人にはたまんないだろうなぁ。このシートの硬さだと攻撃はもちろんですが相手の攻撃にも絶対に負けないと思いますよ。
このシートを見ていると自在性(コントロール)が期待できそうです。

ジャスポ最終結論

契約選手(J.M.セイブ)も個性的ならば、発売されるラバーも個性的ですね。
現在(2004年)ヨーロッパのジュニアTOP12のうち8人がアンドロラバーを使用しているというのだから、
その性能の高さは期待が持てます。
androはハードヒッター(上級者)志向の商品が多いので、中学生の筋力やスイングスピードではロケットの本当のパワーを引き出すのは難しいかもしれない。ただ、ロケットシリーズには3種類のスポンジ硬度が用意されてあるので自分の筋力にあったラバーをチョイスできるのが嬉しいです(^-^)
(2004/4/18)

ジャスポの最終結論
長期モニターという形で週1回ペースを5回以上使用しました。
使用したラケットはJ.M.セイブキネティックALL+(82-86g(FL)/81-86g(ST))
ラケットの定番コルベルを軽量化し少し打球感をハードにしたようなラケットです。
ロケットSOFTについて・・・
スポンジ硬度『37.5』ということでMEDIUMと比べるとかなり軟らかく感じます。(って、あたりまえ)
そんな軟質スポンジだからグルー効果は高かったですね〜。
そして、スポンジへしっかり食い込んで弾き返してくれるから「しなやかでいて、斬れ味の良いドライブ」を打つことができますね。
しかし、スポンジが軟らかければデメリットもあります。
例えば中学生、相手の打球パワーが弱いのでブロックなどの守備も問題ないのですが
高校生のようにパワーが強くなってくるとスポンジが軟らかいが故に食い込みすぎてボールを押さえきれないということもありますね。
道具は一長一短、自分が打つボールと相手に打たれた時のことも考慮したうえで選んでいくと
卓球がよりいっそう楽しくなりそう。
それらを頭の片隅に置いてロケットシリーズを全て試してみるのも良いのではないでしょか。
ロケットMEDIUMについて・・・
正直ジャスポはロケットシリーズの中でMEDIUMが一番使いやすく感じました。
ドライブを打っていて楽しいのはSOFTですが、サーブ、レシーブ、ドライブ、ブロック、スマッシュとあげればキリが無い技術をジャスポの技量で一番こなしやすいのはMEDIUMスポンジでした。
だからといって皆さんにも必ずマッチするとは限らないですよ。
あくまでもジャスポはMEDIUMが一番スキというだけです(^_^;;
年齢を重ねてゆくと、パワーだけで試合を戦い抜くのは、非常に辛い・・・。
そんなときにブロックの球質で相手を崩すということを考える。(大人のズルイ考えです・・・許して)
相手コートでボールを「伸ばす・殺す・曲げる」といったようなことですね。
このような技術を軟らかいスポンジで再現するのは非常に難しいです。
ブロック職人さん、一度「ロケットMEDIUM」を試してみてはいかがでしょうか?(2004/6/9)

ロケットSOFT/ロケットMEDIUMはこちらのページから購入可能です。