ラケット・グリップの形状
セプティアーセプティアーセプティアーセプティアーセプティアーセプティアーセプティアーセプティアーセプティアー
セプティアー
形状の第一印象は顔(ブレード面)がデカイと思いました。
実寸はそれほど大きいわけでもなく、攻撃用シェークハンドの標準サイズといったとことでしょう。
グリップが若干長めに設計してあるのが特徴的ですね。


グリップヘッド幅 x グリップ厚 x グリップエンド幅
●FL 26 x 24.5 x 31.5mm
●ST 28 x 23 x 26.5mm

グリップの握り感(ニギリカン)は、STグリップ「少し太めで丸く掌に吸い付く握り感」、FLグリップは「中指・薬指・小指がクビレの部分にフィットしてグリップを固定しやすい握り感」

平均重量と重心位置
平均重量 重心位置
セプティアー
重量を測ってみました。
7本測った平均は81.7gと比較的軽めでしょう。
メーカーの発表では85±5gですから、今回入荷したものは軽いラケットが多く集まったようです。

そのほかの打ち分けは次のとおり
●FL(78/82/83/84g)
●ST(80/82/83g)
※ラケットはその日の湿度により重量が変化します。

重心が先端よりです。
重量が軽いセプティアーにとって、重心が先端によることで、軽量でのパワー不足を解消しているようです。

合板構造
合板構造
セプティアー
総檜7枚合板、板厚6.7mm、檜単板とは違った合板らしい打球感が得られます。
7枚合板ということで重量が重たくなることも完成度の高い合板だと思います。
横目と縦目を交互に組合わせることにより様々な反発性能・打球感を変化させることができるそうで、試行錯誤の結果セプティアーの合板構成が出来上がっているそうです。
誤魔化しが通用しないシンプルな木材だけの組み合わせ、Nittakuの技術力の高さが証明されています。

グリップデザイン
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セプティアー
近年、新素材ラケットに注目が集まり、そのグリップにもカラーバリエーションを豊富なデザインが主流となっています。合板構成がシンプルであるから、グリップもシンプル。
木材 = 檜 = ラケットの王道、やはり、このようなラケットにはグリップを飾り立てる必要はないのでしょう。
茶色に黒の縦ラインが、落ち着きを持った大人のラケットという印象がありますね。

ジャスポ最終結論

ジャスポの最終結論
Nittaku・2005年・秋の新商品「セプティアー」
注目は「単板ラケットでの使用が多い“檜”を合板にすることで、どのような性能を発揮するか」と、いう点。
総檜ラケットといえばDARKER“7P-2A”が代表的です。
7P-2Aは驚異的なセールスと賞賛の声を手に入れロングセラーの仲間入りを果たしています。
檜の良さは「軽量で高反発、打球感が柔らかくて繊細」と卓球のラケットを作るうえで
パフォーマンスの高い材質なのです。
檜7枚合板には、以前から興味津々でしたので、
JUICチタニウムターボからNittakuセプティアーに乗り換えることに決めました。
今回のレポートでは新素材のチタニウムターボと比較したレポートが出来ると思います。お楽しみに(^-^)
近日中に試打を行い最終結論をだします。(2005/9/22)

反発力・打球感・軽量の3拍子揃ったラケットだな。
「Good!Good!」
新素材からの乗換えで反発力は落ちたものの、それ以上のメリットが沢山ありました。
まず、一際目を引いたのはツッツキ、ストップといった技術です。「斬る」「斬らない」「鋭く」「停める」「流す」「ツッツキの形から角度打ち」などなど、"打法バリエーションを豊富"に対応できる。
攻撃面では"ドライブの伸び"が優れていたと思います。
自分自身でも「このラケットはドライブの伸びがいいなぁ」と、思うくらいですから、
対戦相手は苦労したはずです!そして、何人かとゲームも行いました。
なかでも、カットマンの感想が◎ 「ツッツキで翻弄されるし、気を抜いたらパチンッ!と強打されるぅ」と、悔しがっていました(^ー^)(秘密はセプティアーにあるんですよー)

今まで、木材の5枚合板は「飛ばない」という理由で避けていました。
木材の7枚合板は「重たい」という理由で避けていました。
今回購入したセプティアーは、82gと軽量ながら反発力・打球感に優れている。
このラケットは当分使用することになると思います。
ラケット選びで重要なのは、反発力・打球感・重量の3つのポイントだと思います。
セプティアーの3ポイントは、ジャスポのストライクゾーンに入ってましたね(^-^)

こんな貴方にお奨めしちゃう
中級者以上で、攻守のバランス、打球の強弱、コースの振り分けなどを、重視する選手にお勧め(^-^)。
7枚合板で威力がありながら軽量でソフトな打球感。
力を込めたスイングの時には“木材の強いしなり”感じることができます。
軽量ですから、前・中陣からのドライブ連打にも持って来いですし、
打球感がソフトですからレシーブなどのテクニック系技術も味わいを感じられますよ。
このラケットの良さが解るのは中・上級者以上といったところかな。(2005/9/28)

セプティアーはこちらのページから購入可能です。

レポートの追記

上板が剥がれた
セプティアー
現在のお気に入りラケット、セプティアーの上板が剥がれてしまいました(涙)
ラバーを貼り変えようと、勢いよくラバーをはがした時にWバリバリ”と、嫌な音がしてました。
この音を聞いた時点で「あー上板が逝っちゃった」と・・・(-_-;。
この現実どういう風に受け止めれば良いのか。
なぜでしょう?気に入っているものに限って、不運が起きることがあります。

お気に入りのラバーに限って台の角にぶつけたり、お気に入りのウェアに限ってどこかに引っ掛けて破れたり、お気に入りのセプティアーに限って上板が剥がれたりと・・・。
セプティアーのレポートを読んで購入された客様がジャスポと同じ不運に遭わないようにお祈りします。
それにしても、悔しい。3拍子揃ったラケットと感じていただけにィィ!
上板が剥がれようと、グリップが折れようと使い続けてやるんだぁ。チクショー。