ラバー重量測定
バリオソフトST(重量測定)
バリオソフトST(赤/MAX)(生産終了)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●黒特厚 『62g』→『40g』

開封前のラバー重量は次のとおり。
●1.8mm
赤(114/114/116g)、黒(116/118/118g)
●2.0mm
赤(114/116/116g)、黒(116/118/124g)
●MAX
赤(117/117/118g)、黒(118/120/122g)
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
バリオソフトST(グルー効果) どうやらこのラバーはグルー禁止ラバーじゃないようです。
今回はいつも通りのグルー効果のレポートから始められますね♪
それでは写真を見てみましょう。
「ん?ちゃんとグルーイングできてるのか?」と言いたくなるほどのグルー効果の低さです。
これは店長の考えなのですが、もしかしたらバリオソフトSTは製造時からすでに“膨張している状態”のラバーなのかもしれません。
最高潮まで膨張したラバーにグルーイングを行ってもそれ以上は反り返らないように、バリオソフトSTは最高潮に近い状態まで“膨張済み”なので、グルー効果が低いのかもしれません。
メーカーに聞いたわけじゃないので、確かではありませんけどね(^^;)
グルーイング3回の結果
バリオソフトST(赤/MAX)(生産終了)
バリオソフトSTに3回のグルーイングを行った状態が左の写真です。
練習毎にグルーイングをしているユーザーがこの写真だけを見ると「ダメな商品だな」って漏らしそうなグルー効果です。
しかし、このグルー効果の低さにも能力を最大限に引き出す秘密が隠されているのでしょう。

トップシート
バリオソフトST(トップシート)
それでは、トップシートのレポートに入りましょう。
まずはシートを引っ張ってみました。
ドイツのラバーは少し破れやすい傾向がありますから確認までに。
・・・大丈夫でした。破れません。
店内に居た大村君も呼び込みラバーを観察していると、「うおぉぉ!新事実、発見しましたよ!店長!」 なんと、MADE IN JAPANの文字を発見!
バリオソフトSTは日本で製造されているんです!
バリオソフトST(トップシート)
そして皆さん、日本卓球協会公認のマークがどこにあるか解りますか?
“I.T.T.F.”のマークはありますが、“J.T.T.A.A.”のマークは見当たりませんよね?
「それで、試合に出れるのか?」と思った方もいるでしょう。
しかし、出れるんです(^ー^)
ルール変更に伴ない、J.T.T.A.A.マークが無くても公式の試合に出れるので、安心してSTテクノロジーを堪能しましょう(^^)

スポンジの特徴
バリオソフトST(トップシート)
はい、またもや店内に居る大村君を捕まえて臭いのレポートをしましょうか(^−^)
大村君、申し訳ない・・・毒見を・・・(笑)
「あんまり、臭いのは嫌ですよ〜」なんて言いながらも新商品に興味津々の大村君。
「この銀色の袋に意味はあるんですか?」
そうでしょう、皆さんも気になりますよね?
店長は秘密を知っています。以前、日記にも書いたのですが、もう一度発表しておきましょう。
バリオソフトST(トップシート)
バリオソフトST(赤/MAX)(生産終了)
袋の中には・・・『ずばり“二酸化炭素”が入っています!』
そうなんです、二酸化炭素がラバーの劣化を防いでくれるんですよ(^−^)知らなかった人はメモを取りましょう(笑)
それでは大村君に臭いを嗅いでもらいましょう。
パッケージを開けて、一気に袋を鼻に当てると・・・「クッサ〜イ!アンモニアの臭いがしますよ店長!」と苦痛の叫びが(^^;)
大村君、今回もお疲れ様でした。
アンモニアの臭いがするので皆さんは気を付けて嗅ぐようにしましょう。
間違えても鼻を付けないようにしましょうね。

レポートの追記
CO2バッグ
左の写真がCO2バッグです。
えッ?CO2バッグを知らない、それではご説明。
CO2バッグとは、二酸化炭素でラバーを密封・劣化防止をする袋のことです。
バリオソフトSTを購入すると、もれなく1枚付属されているんです。
店長も実物を拝むのは初めてで、思わず「ふ〜ん、これが噂のCO2バッグかぁ。おっ!ジッパーが付いてる!ここから二酸化炭素を注入するんだな!」っと興奮気味です(笑)
CO2バッグ
ジッパーを開けて覗いてみましょう。
おぉ!広い!これだとラケットが丸々入るよ(^-^)
思い立ったら即行動!さっそくラケットを入れてみると・・・入るじゃないよさ!
完全にラケットがスッポリと。
これだと、練習終わって、即、放り込んで二酸化炭素を注入!なんて荒業ができますね(^-^)
CO2バッグ
バリオソフトST(赤/MAX)(生産終了)
ラケットも入れたし、実際に二酸化炭素を入れてみましょう!
市販のストローでもOKと書かれていたのでコンビニでストローを買って試してみました。
では、店長の二酸化炭素注入しまーす!
「ふぅーーーぶはぁ、ふぅーーーー・・・」
おぉ、膨らむねぇ。パンパンになっちゃいました。
よし、これでストローを抜いてッと、完成〜♪
いやぁ、想像していたより簡単(^^)
これでラバーの品質が保てるなら便利で良いね。

今回のバリオソフトSTの魅力はCO2バッグが付いてるのが一番ですね!
卓球業界初の試みですから(^^)
CO2バッグが欲しいがためにバリオソフトSTを買うのもありかも(笑)
一度購入するとCO2バッグは何度でも繰り返し使用できますから、2つ購入して、1つを“ストックラバー入れ”、もう1つを“ラケット用”なんて使い方もできますよね。魅力的です。(店長も購入決定!)

さて、今からバリオソフトSTを購入しちゃう!というあなたにCO2バッグ使用方法のコツを伝授しよう!
コツを心得てないと息の吐きすぎでクラクラしまうので気をつけましょう。
CO2バッグにはジッパーが付いているのですが、ただストローを押し込んで息を入れても隙間から息が抜けてしまい、うまく入りません。
店長、考えました。そして単純なことに気が付きました。
隙間を指でふさげば良いんです。なんでこんな簡単なことに気が付かなかったんだよ!
隙間をふさげば、いとも簡単に二酸化炭素が注入できます。
そして、すかさずジッパーを閉める!これで完璧です。
いやぁ、これだけ知ってればCO2バッグも完全攻略、安心して購入しましょう(^-^)
(2006/12/22)